文化継承を目的とした府の教育事業の一環として、
京都府立園部高校付属中学校の1年生40名を対象に日本舞踊の授業を行いました。
校内の敷地には園部城の隅櫓や櫓門などの一部の建物が残っています。
立派な銀杏の木があり、黄葉が見ごろとなっていました。
初日は、日本舞踊についての歴史と説明、習う演目の歌詞説明などを行い
全員浴衣に着替えて、いよいよスタートです。
・扇の説明、持ち方
・基本動作のすり足、首振り(三つ振り)
男子は足の割り方を習い
「元禄花見踊」の振りを覚え、最終日には全員で曲の最後までを踊る!
初日は浴衣を着るのに時間を要しましたが、最終日には楽々と着こなせていました。
生徒さんたちが真剣に取り組んでくれたおかげで、課題曲の振りも最後までこなし
手や足の動作だけでなく目線を付けるまでになりました。
慣れない浴衣に戸惑いながらも、普段使わない足の運びや手の動きを必死に覚え
休憩時間にも振りを復習するなど、こちらが感心するほどでした。
今回の取り組みに際し、学校の先生方はじめ、関係者の方々には大変お世話になりました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
そして生徒の皆さん、本当におつかれさまでした!
この学習を通して日本舞踊を少しでも体験し、身近に感じていただけた事、嬉しく思いました。
ありがとうございました。
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