最近、朝晩が寒くなってきました。
日の光が暑いではなく暖かいと感じると、秋も深まってきたのだなと思います。
葉っぱも色づいてきて、紅葉ももうすぐ見頃だなと思うと楽しみです。
お家元から次に踊る曲だとお聞きしたので、「黒田節」について調べてみました。
「黒田節」は、『文禄の役の停戦交渉が行われている頃、伏見の福島正則の屋敷に、朝鮮から一旦帰国した母里太兵衛が、黒田長政の名代として挨拶に行きました。そこで家中の者が集まって酒盛りが開かれました。厭戦気分を吹き飛ばすという目的もあったようです。先方に失礼があってはいけないと同僚から酒を飲むなと言われていたにも関わらず、大好きな酒を前に席を外せません。
そのうち、大盃が持ちだされ、福島正則が「これを飲み干せばどんな褒美も取らす」とふっかけます。そこで母里太兵衛が名乗り出て、見事に大盃を飲み干しました。母里太兵衛は天下の名槍日本号を所望します。正則は武士に二言はないと潔く日本号を差し出しました。』という話がもとになったそうです。
黒田節はもとは黒田武士だったそうです。
この曲は男舞なので体が慣れるまで大変です。
次のイベントで踊る曲の一部が男舞なのですが、女舞とは全く違うので難しいです。
なかなか男らしく踊るのが難しくて、気を抜くと男らしくなくなってしまいます。
立つだけでも女舞と違うので、同じようにすると変になってしまいます。
男舞を踊っていると改めて、柔らかい動きというのは女らしさに繋がるんだなと思いました。
踊っていて動きが柔らかくなって、男らしくないとお家元から注意されることが何度も…
意識していませんでしたが、体も覚えていたのだなと感じます。
男舞もそうなるように、稽古を頑張ろうと思いました。
「黒田節」は、1曲全て男舞なのでさらに難しくなるかなと思いますが、初めての男舞だけの演目なので納得できる踊りができるように頑張ります。
まずは、次のイベントに向けての稽古を頑張ります。
春乃流の今年最後のイベント、気合いを入れていきます。
黒田節
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