秋も深まって参りました。
季節が進む中、日本の11月も風情のある催しが目白押しです。
立冬(今年は7日ですね‥‥)近くのこの時期、茶道の世界では冬の季節を迎える為、夏向けの風炉から炉へ「炉開き」を
されます。
江戸時代ではこの頃、武家は10月初亥の日 町家では第2の亥の日に「炬燵開き」をしていました‥‥。
この日に火を使い始めると安全とされていたそうです。
亥の日といえば、私の好物のひとつ和菓子の「亥の子餅」 そろそろ出始める猪のかたちをしたニッキを入れた茶色のお餅に餡子が
入ったかわいいお菓子ですが、旧暦最初の亥の日にいただきます。
中国から伝えられた風習で収穫祭のひとつのようですが、無病息災と猪は多産であることから子孫繁栄を願った和菓子です、
冬に向かってこの霜月もいろんな風習を振り返って生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
素敵な日本のこころが見えてきますよ きっと‥‥