京の夏 (家元コラム)

ほぼ全てが失われた上半期、辛い日々が続いた上半期も過ぎ、今年も'夏越の大祓'。

例年通りに水無月作りに勤しみ、お祓いをさせていただけたことに感謝の日でした。

大雨の中ではありましたが、この半年の罪と穢れをしっかりはらい落として‥ 雨とともに‥           そして、憎いコロナに負けずメゲズ‥

幼い頃より大切にしてきた その時季にいただくもの、「今日は○○を食べる日」。                今でも欠かさずに。

そして、文月。 本来であれば7月1日は祇園祭吉符入り。                          大部分が中止となり、私自身も喪失感でいっぱいです。 それでも1日の日は、紋付袴姿の関係者を見かけたり、会所披きのお知らせが入ると 心はうきうき‥ 町の商店街のアーケードには提灯が吊るされ、お囃子の音が‥    もう、テープの音でも心ソワソワ‥

今年の夏は、少しでもお祭りの香り 空気を探すことにします‥

 

そんな京の夏。お祭りのない夏 思いもよらなっかった夏が始まります。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

便利な何でも屋 京都