立夏らしい清々しい連休最終日となりました。みなさんはどんなゴールデンウィークを過ごされましたでしょうか?
お花屋さんの前を通ると‥ そうです!10日は母の日 色とりどりのカーネーションでいっぱいでした。
母の日は‥ アメリカの南北戦争の頃、負傷兵士の手当てを自ら行っていた活動家を母に持つ、アンナ・ジャービスという女性が 亡くなった母へ白いカーネーションを送ったのが始まりで、その後健在な方へは赤いカーネーションをと、感謝の気持ちを表わす運動を
行い取り決められた行事で、日本では大正時代から行われていたようです。
今はいろんな色がでていますが、花言葉によると、赤、ピンクがピッタリですね。
で、主役?ではなかったですけど‥ ありました、ありました!
濃紫の‥ 'あやめ' 藤の見頃はあっという間でしたが、次はこのお花です。
日舞の世界にもたくさん出てきます。
なんとも絵になる姿です。 少しご紹介しましょう‥
まずは 大和楽 「あやめ」 この演目は多くの流派で踊られている人気の曲ですが、普通は二人立ち、男女二人で恋模様を踊る
というのがテーマになっています。 が、春乃流では、あやめ 池 空 五月の風情と共に、ある女性が焦がれている彼を想い出し、
後半は幻である彼とともに踊るというとても華やかな、そして少し哀しみも感じられる一人立ちの振りを付けました。
また 常磐津 「菖蒲売」 その名の通り江戸の菖蒲売の様子、由来を唄った演目でとても調子のよい愉しい演目です。
次に 長唄 「菖蒲浴衣」 この演目もどの流派もよく踊られる曲です。
まだまだこれから 菖蒲 が主役の時期は続きます。 またこの演目のお話しは次回に‥‥
ゴールデンウィークは過ぎてみるとあっという間でしたね。
母の日は日本固有のものと思っておりましたが、世界中にあるみたいですね。
「菖蒲」って「しょうぶ」とも「あやめ」とも読めるんですね。
なるほど!こうやって解説していただきますと、日本舞踊のことを知らない人も興味が湧きますね!
大和楽 「あやめ」をYouTubeで検索したらいっぱい出てきました!
てらだ さま
コメントありがとうございます。
これからも日本のこころをお伝え出来る様、つとめますねぇ
今後もぜひコメントお待ちしております。
春乃流の活動に注目!よろしくおねがいします!
はじめてお便りさせていただきます。
この風薫る五月に「菖蒲」って素敵ですね。
日本ならでは、背筋が伸びる、でも粋な花ですね。私も大好きです。
それにまつわる日本舞踊があるとのこと。
早速にYou Tubeで見てみました
その昔には、菖蒲売りと称して、菖蒲を売りに来られていたのですね。
なんとも風情のあること。生活のゆとりと豊かさを感じます。
何もなくなってしまった現代に
せめて、そんな風情のある舞をその季節に踊れるようになりたいものです。
有難うございます。 興味を持って頂けたこと、嬉しく思っています。
忘れられつつある日本のこころを見直していただけたら‥ と、これからも
いろいろお伝えしていきたいと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます!