京都 初冬の風物詩,火焚祭はもともと宮中の収穫祭が民間に広がったもの。
11月になると神社や町内で願い事を書いた護摩木を焚き悪霊を追い払い、無病息災を祈るといった行事です。
私の住んでいる中京は呉服の町,火を使うご職業の方からよく「おさがり」を頂きました‥‥
残り火で焼いた みかん これを頂くと今冬は風邪をひかないとされています。
そして新米を使って作られた おこし
火焔玉の焼印が押された 紅白饅頭 厄除けの祈りを込めてありがたく頂いたものです‥‥
実はこの記憶は子どもの頃のお話しですが‥‥
最近「お火焚きさん」聞かれなくなりましたねぇ しかし この「お火焚き饅頭」は健在です!
和菓子屋さんで目にすると、冬がやってきたなぁ~と感じるなんとも素朴なありがたいお菓子です‥‥
みなさんも是非ご賞味を。