各地の郷土芸能を楽しむのは私の旅のお約束ですがたいていの場合、旅行客は長い時間踊りを観賞して最後に少しだけ参加できるのがよくあるパターンです。
それと異なるのが岐阜の郡上踊り。初めから誰もが輪に入って踊れます。ひと夏に30夜以上開催されるのも
郡上踊りの魅力。緩急合わせて10種類の曲をその日のお囃子さんが絶妙のオーダーで演奏されます。
私はここ数年、郡上八幡に連泊をして楽しんでいます。
最初のうちは、昼間に保存会の方からの講習を受け、夜には踊れる曲になれば一番外側の輪に入り、出入りを繰り返していました。
何年か経ってどの曲も覚え一番内側の輪でスムーズに動けるようになった時の一体感と達成感は忘れられません。
今年は、誰に評価されずともせっかく踊るならより美しくと気にかけるようになりました。
なにより星空のもと生のお囃子でみな共に踊ることが一番の喜び。
あだち
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