休日に北山の府立植物園へと菖蒲を見に行きました。
入り口の職員さんに「今が見頃です。」と薦められた菖蒲園へと向かいます。「10種類以上はあるかな」と
言う夫の予想をはるかに越え、そこにはなんと200種類以上の品種が。
色は古代紫から赤味がかったもの、藤色と紫のバリエイションに加えて白、ピンク、黄色。
花びらがとりわけヒラヒラしているのには「桃の舞」と踊っているような名前がついていました。
いずれもまっすぐな立ち姿が凛として清々しいです。
「かさだかいお花を束ねて担ぐのは重かったやろうな。」「買うの一般庶民ではなくて立派な玄関のある
お屋敷のからのご注文かな。」などと本会での演目「菖蒲売り」に思いを馳せました…。
翌日、お稽古でお家元からご注意が。
「そんなに菖蒲を振り回さないで。もっとお花を大事に扱いましょう。」
ありゃりゃ、まだまだ菖蒲売りの気持ちになりきれていませんでした。
もっと気持ちを込めて踊らなくっちゃ。
あだち
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