2月20日日曜日、久しぶりに舞踊公演に行きました。
場所は、京都芸術大学内の春秋座で、主な出演者は、市川猿之介、藤間勘十郎でした。
演目は、3曲あり中でも2曲目の「小鍛冶」が良かったです。
内容は、時の天皇様に授かった刀を勅使が、刀匠に打つよう命じ、命を受けた刀匠は答えられるか悩んで稲荷明神の力を借り、見事に名刀「小狐丸」を作り上げると言うものでした。
稲荷明神役の中村歌昇は、若手で動きにキレがあり、しかも軽やかに狐のように跳躍して、その動きに圧倒されました。
また、刀匠と稲荷明神が力を合わせて刀を叩く場面では、動きと鍛冶のおとがぴったり合い、見ていて楽しく小気味良かったです。
終わって外に出ると、相変わらず曇りで、粉雪まじりの雨が降ったあと地面が濡れていました。
寒い日なので行く前は、ちょっと躊躇しましたが、行って良かったと思いました。
春乃千香
コメントを残す