奄美大島を旅しました。沖縄の少し北に位置する奄美ですが、気温も湿度も京都よりはるかに低く、青い空と海、深い森、飾り気のない素朴な土地柄は私の気質にあったようで数日間快適に過ごしました。
最終日、午前6時から浜辺でヨガをしました。太陽礼拝を始める、まさにそのタイミングでお日さまが雲間から姿を現しました。全ての命を生み出し育む太陽への感謝を込めて行う一連の動きである太陽礼拝。こんなにもダイレクトにエネルギーを受けてできる機会を得て本当にありがたく感じました。
ヨガの起源は5千年前にさかのぼると言われますが、その時から太陽とは恵みをもたらす存在であったはずです。
それが今や場合によっては命を脅かす存在にもなっています。
ありがたき太陽をそんな風にしてしまったのは、便利さを追求しすぎる人間の仕業でしょう。
奄美の人は地球温暖化の影響をあまり感じないとのこと。
自然を大切にして素朴な暮らしぶりを守ることが、これからも太陽とよい関係でいられるひとつのヒントではないでしょうか。
春乃香純
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