草木に冷たい露が降りる寒露の候、深まる秋を楽しみに花背三本杉と峰定寺を訪ねるトレッキングに参加しました。
三本杉とは日本国内で最も樹高が高い杉を筆頭に2番目、5番目が寄り添って生えている貴重な存在。
地域の古刹峰定寺の神木で信仰の対象とのこと。
確かに、周辺の多くの木々が台風でなぎ倒れている傷痕が生々しい中、日本一のっぽの杉はこんな背が高いのに傷ついていないのは、何かしらパワーがあるのでしょうね。
さて峰定寺は、清水の舞台のモデルとも言われ険しい崖に建造されている舞台懸崖造りです。
険しい石段を登るため中学生以下入山禁止。
十数年前、当時小学生だった息子2人を連れていた時はあきらめたお寺に許してようやく入れてもらえました。
そのお寺を日常的に守っているのが80才代の女性お一人。
拝観料の徴収、歴史の説明、入山者への注意をてきぱきとこなされます。
[門から先は聖域だから日常のピーチクパーチクの、おしゃべりはな
!]
そのかくしゃくとした姿に感心させられました。
するべき役割があれば人間いつまでもしゃんとするもの。
よいお手本を見習って私も与えられたお役をできる限り長く遂行しようと誓いました。
春乃香純
コメントを残す