鴨川納涼に向けて

屋外のイベントで舞踊披露する際、好きなところは踊りの振りが自然の景色に溶け込むことです。

例えばココカでは本物の満開の桜の木を背景に<さくらさくら>を踊ったり、旧府庁中庭では<元禄花見踊>のフィナーレを桜吹雪の中で踊ったり、まさに自然の神業演出でした。

鴨川納涼で踊ると、月は朧に東山~と指した先に本物の東山があるのには心沸き立ちます。
そして鴨の河原で踊ることこそ、日本舞踊の祖、阿国さんがし始めたこと。行き交う人々の雑踏の中でもふと足を止めてもらえる様な舞踊披露をしたいです。

春乃香純

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