先月10月20日の新聞に上皇后美智子さまが、86歳の誕生日を迎えられたという記事がありました。
美智子さまは、乳がん手術後のホルモン療法の影響か左手指がスムーズに動かず、ピアノの練習ができないでいるとのこと。
そういったご自身の状態をつぎのように表現されているそうです。
今までできていたことを「授かっていた」と捉え、また、それができなくなったことを「お返しした」と表現
されたそうです。
老いに向かっていく今、深くかみしめていきたい言葉です。
思い返せば、美智子さまを初めてテレビで見た小学生の頃からずっと尊敬していました。
私にとって老境を迎えるにあたり、より良く生きる心構えを示して下さったように感じています。
新聞には、上皇さまと仲睦まじく笑顔で庭を散策されているお写真もありました。
お二人の末永いお幸せをお祈りします。
そして、このような方に国民が見守られていることを幸せに思います。
春乃千香
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