檜扇(ヒオウギ)と祇園祭

檜扇は夏に斑点が入ったオレンジ色の花を咲かせる多年草で、京都では祇園祭の時期に魔よけとして民家や床の間に飾る習わしがあり、我が家でも飾っています。

檜扇という名は、宮中で官位のある人が用いた「檜」の薄板を重ねて作った扇に由来しています。

何枚も重なって並ぶ厚みのある葉が、檜扇を開いた時の様子に似ている事から付けられたと言われています。

花は日中に咲き夕方に閉じてしまう一日花ですが蕾が多く次々に咲きつづけ長く楽しませてくれています。

今年も祇園祭は中止となり残念ですが来年こそは本会と祇園祭が予定どうり開かれて欲しいと強く願っています。

          

春乃香柳

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

便利な何でも屋 京都