伝統の踊り
観桜祭での出演者、応援団の一致団結振りを昨日、稽古場で伺い熱くなりました。
みなさん本当にお疲れ様でした。
昨年末から予定していた旅にでていたため、当日その場にいられず残念でしたが
ひとつ旅のご報告をさせてください。
訪ねた土地土地での踊りに触れること、できれば参加することが私の旅のおきまりです。
今回の旅先、台湾でも2種類の伝統の踊りを鑑賞。
1つ目は京劇。中国版ミュージカルですからショウとして楽しみながら
踊りの決めポーズの際の目ぢからなどお客様へのアピールの仕方をしっかり学習。
もうひとつはアミ族やタイヤル族など、漢民族が台湾に入ってくる前からその地に住んでいる人たちの踊り。
こちらはステージではなく青空のもと、お客様にみせるためというより
五穀豊穣を願ったり武運を祈ったりと、生活の様々なシーンでの思いを表しています。
洗練されていない素朴さが私にはむしろ好ましく思えます。
いずれの踊りもその民族の先祖から受け継ぎ守ってきたもの。
振り返って自分が稽古している伝統の踊りを
単に「振り」だけのものとせず心を込めて表現しようとの思いが深まります。
あだち
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