長浜曳山まつりは400年以上の伝統を誇る日本三大山車祭りの一つです。
歴代の名工が装飾した絢爛豪華な曳山は“動く美術館”とも呼ばれ、
重要文化財の見送り幕もあるほどです。
祭りの一番の見どころは、江戸時代から続く「子ども歌舞伎」。
華やかな衣装を身にまとった5~12歳の男の子役者が、
時代絵巻さながらに、曳山を舞台に熱演します。
本年4月13日から16日まで開催された曳山まつりにおいて、
曳山の一つ、壽 山(大手町組)で演じられた「義経千本桜 吉野山」における
静御前の舞踊を家元春乃櫻香が演技指導いたしました。
稽古の様子
子ども歌舞伎といえども、伝統ある長浜曳山まつりの桧舞台を踏むということで真剣そのもの。
稽古場には、曳山の舞台と同じ大きさに創られた稽古用の舞台が設えられています。
家元の熱の入った指導が続けられました。
曳山まつりの様子
まつりの日は演目にぴったりの春爛漫。
たくさんの地元の人々、観光客に大きな拍手を頂戴しました。