9月9日は重陽の節句です。
重陽の節句は五節句のひとつで、菊を用いて不老長寿を願うことから菊の節句ともいわれています。
重陽の節句の別名にもなっている菊は、薬草としても用いられ延寿の力があるとされてきたそうで、そのような力のある菊を用いて厄払いや長寿祈願をしてきたそうです。
日本舞踊にも、菊にちなんだ演目があります。
菊の花笠を持って踊る「菊づくし」や、能の枕慈童から出た「菊慈童」、長唄の「菊」などがあります。
「菊」は女の一生を菊の精に依って表現したもので、少女から娘、成人した女性になり、最後は菊の精になります。
この演目は数人で順番に踊ります。
府庁旧本館の夕べでは、この演目を披露します。
出演する門下一同、稽古を重ねています。
この演目は、最後に踊る一人以外はそれぞれ小道具を持って踊ります。
私は、羯鼓を持って踊ります。
ゆっくりな曲なので、早くならないよう意識して稽古を頑張っていきます。
重陽の節句(Facebookより)
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