いつものように、温かい拍手で迎えていただきました。
皆さんの前に並び一礼し、顔を拝見すると、これから始まる演目に期待のようなものを感じ、身が引き締まりました。
出演は6番目で<柳>を踊りました。
何も考えず、自分の踊りに集中しようと思いました。
普段通りにできたものの客席にかなり近づき過ぎていたと、注意していただきました。
9番目に踊った<つりしのぶ>も自分なりに集中して出来たと思いましたが、ここでも客席に近づき過ぎと指摘していただきました。
2曲とも舞台中央を意識して、前に行き過ぎないよう次から気をつけたいと思います。
最後に全員で踊った<祇園小唄>は、動きを合わせることを意識しました。
御家元に、初めてとしては良かったと言っていただきホッとしました。
出演後皆さんの感想をお聞きすると、<胸がじ~んとした><感動した>と云われた後、涙がこみ上げてこられた姿にこちらまで胸が熱くなりました。
そして、日本舞踊は日本人の心に響く何かを持っていると改めて感じました。
春乃千香
コメントを残す