先日、車折神社にお参りに行きました。
車折神社の御祭神は平安時代の学者、清原頼業公です。
頼業公の菩提を弔うために建てられた廟が、この神社の前身だといわれています。
また、生前に頼業公が桜の木を愛でていたことから、廟の周りにたくさんの桜の木が植えられ、春になると桜の花が咲き乱れることから「桜の宮」と称されていたそうです。
それが車折神社と称されるようになったのは、鎌倉時代の後嵯峨天皇が嵐山へ御遊幸の際に、この車折神社の前で牛車の車軸の部分が折れて動けなくなったそうです。
そこで神社の者に聞いたことろ清原頼業公を祀る社だとわかり、「車折大明神」の神号を送られたことから呼ばれるようになったとのことです。
車折神社は中に芸能神社もあり、天宇受売命(あめのうずめのみこと)を奉っています。
天宇受売命は、天照大御神が天の岩戸に隠れられたとき、舞い踊って天照大御神を岩戸から出したという神話から、芸能芸術の神として信仰されるようになりました。
ということで、芸能が上達するように、これからも精進できるようにお参りしてきました。
平日だったからか人が少なく、静かで落ち着いた雰囲気でした。
様々な芸能関係の方の名前が書かれた朱色の玉垣がたくさんあり、すごかったです。
これほどたくさんの人が、お参りに来ているのもすごいと思いました。
今年の稽古場でのお稽古は終わりましたが、新年の舞初めに向けて家での稽古を頑張っていきます。
お正月に向けての準備も、家族と一緒にやっていきたいです。
車折神社(Facebookより)
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