この前、名古屋の徳川美術館に行って来ました。
「天璋院篤姫と皇女和宮」の特別展がやっていたのですが、行きたい行きたいと思いつつなかなか行けず、
気づけば特別展終了まであと3日しかなくなり(気づいたのは11月2日の夜)、ちょうど休みも重なったので
3日にやっと行って来ました!
着物や嫁入り道具、掛け軸や書など様々なものが展示されていて、時代を経ているはずなのに今も使えそうな程保存状態が良く、眩いばかりの魅力に溢れている素敵なものでした。
篤姫様のものと和宮様のものを一緒に見ることができ、公家と武家の調度品の意匠の違いや、色使いを比べることができ、また、展示によるとお雛様も左右の違いだけでなく飾り方にも御所風と江戸風の違いがあるそうでした(残念ながら飾ってはありませんでしたが)
同じ武家内でも以前見た千代姫様の初音調度と今回の篤姫様の調度品とではまた赴きが違っていて、同じものでも持ち主の人柄が伺えるのだとか。
昔は今以上に細かくて厳格な制約があったと思うのですが、そのなかで自分らしさを表現していくのは大変なことだったと思います。だからこそ洗練されていったのかも知れませんね。
文章だけではわからないことを直に体験できる貴重な時間を過ごすことができたので、やっぱり行ってよかったです!
終わる前に気づけてよかったぁー( ̄▽ ̄;)
春乃 香永
コメントを残す