日本中が寒気に覆われて、京都でも積もるほどの雪が降りました。
しっかりと積もるほど雪が降るのは珍しいので、驚きました。
せっかくなので、雪にちなんだ演目を調べてみました。
「初雪」、「黒髪」、「雪」などがありました。
「初雪」は冬、向島の芸者と客のやりとりを描いたものです。
「黒髪」は静かな冬、夜につもる想いを胸に抱いて寂しく寝ていると鐘の音が身にしみる。夜が明けてみると雪が積もっていたというものです。女の命といわれる緑の黒髪が、いつしか白雪が積もるように白髪になってしまう、という世の無情間が含まれているそうです。
「雪」はもと大阪の芸者であった尼が、俗世の頃につれなかった男なのにまだ今になっても煩悩から解脱できない、と嘆いているが、やがて 夜明けにようやく悟りの境地に達する、という内容のもので冬の夜を舞台にしているそうです。
「初雪」は、美山の雪灯廊の奉納舞踊の演目の1つでもあります。
どのような内容か知ったうえで見るのも、楽しいのではないかと思います。
明日はいよいよ雪灯廊です。
1月28日と29日、2月3日と4日の18時から知井八幡神社で奉納舞踊です。
今年で3回目で去年は雪が少なくて少し寂しかったのですが、今年は雪がしっかり積もっているそうなので楽しみです。
今年は天気もいいそうなので、見ておられる方が傘をささなくて良さそうです。
一昨年は雪が降るなか踊ったので、少し大変でした。
バスツアーの締め切りも迫ってきているそうなので、予約される方は急いでください。
たくさんの方が見に来てくださると嬉しいです。
しっかり踊れるように頑張りたいです。
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