火焚祭

紅葉が見頃になり、山も色づいてきました。
京都は季節ごとに、色々なお祭りがあると思います。
京都では11月に入ると、様々な神社やお寺で火焚祭が行われます。
火焚祭とは五穀豊穣に感謝し、厄除けなどを祈願する祭りです。
かつては一般家庭などでも行われており、火に深く携わる鍛冶職にとっては、商売繁盛を願う大切な行事だったそうです。
火焚き祭りのなかで最大の規模を誇るのが、伏見稲荷大社だそうです。
伏見稲荷大社では毎春、五穀豊穣を司る穀霊神を迎え、6月に田植祭で稲の苗を植え、神の霊力を受けて育った稲穂を10月の抜穂祭で収穫しているそうです。
火焚祭では、その稲藁を忌火で焚き上げ、穀霊神を山へお送りし、神より授かった新穀に感謝を捧げると共に、神様の再来、来年の豊作を祈願するのだそうです。
また、全国から奉納された火焚串も一緒に焚き上げるそうです。
神様を火で送るというのは、お盆の送り火に似ていると思いました。
どちらも火を使っていますが、昔からそうだったのか、なぜ火を使うのかにも少し興味がわきました。
他にも火に関するお祭りはあるので、火と祭りの関係も調べてみたいと思います。
火焚祭は、行われる神社やお寺によって変わるようなので、他にはどのような火焚祭があるのか、調べてみるのも面白いと思いました。
火焚祭は見たことがないので、来年どこかの火焚祭を見に行きたいと思います。
今まで色々なお祭りに行ったり聞いたりしましたが、火焚祭りのように同じ名前で、様々な場所で行われている祭りというのは初めて知りました。
もともと一般家庭でも行われていたものだから、今も多くの場所で様々な形で行われているのかなと思いました。
後日、改めて続きを報告します。
年明けの舞初めに向けてのお稽古、気合いを入れて頑張っていきます。

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