昨年母屋の解体が決まり、片づけをしていると
古い箪笥の中から、着物や帯が何枚も見つかりました。
大正から昭和の初めごろの物でしょうか。
レトロな柄や色づかいがとても新鮮で、
何十年もほったらかしにされていたのに
不思議なほど傷んでいません。
気に入ったものを数枚選んで、クリーニングに出しました。
着丈も私にぴったりの着物を何としてでも着てみたい。
着付け教室にいこうかな、
でもそれではまた箪笥のこやしになってしまいそう、、、
しばらく迷っていましたが、日本舞踊を思い出しました。
中学時代の2年間、近所へお稽古に通っていたのです。
当時使っていた扇子が、嫁入り箪笥の奥で
ひっそり出番を待ってくれていました。
春乃流のホームページを見て、絶対ここ!と思い、
1月下旬に体験で訪れて、やっぱりここだった!と
安堵にも似た気分を味わいました。
写真でしか知らない主人の祖母の古い着物が
導いてくれたのかもしれません。
このご縁を大切にして
しっかりお稽古に励みます。
どうぞよろしくお願いいたします。
M.Y
コメントを残す