毎年 ゆかた会 が終わった後には解放感とともにお祭りがやってきます。
幼い頃から待ちに待った一年の楽しみのひとつ(一番の‥です!)7月1日から1ヶ月間に及ぶ
「祇園祭」 869年京都に疫病が流行った当時、国の数66本の矛を神泉苑に立て悪疫退散を祈る祭礼が行われたのが始まりです。
1100年以上の歴史を持つお祭り、動く美術館と言われる程、山鉾には豪華な懸装品が掛けられ町衆あげての素晴らしい心意気が感じられます。
今年もやってきました‥ 何度観ても飽きない歴史の深さや受け継ぐ伝統の素晴らしさ。日本舞踊にも通じるなぁ‥といつも感じています。
祇園祭独特のお囃子は京都の暑い夏の始まりを告げる音色‥(微妙にズレル?音が、またなんとも言えない風情を感じさせるものです‥)
毎年変わらない懐かしい思い出と共に、今年の新たな美術品や新調された懸装品、そして今年は‥ 安産の神さんでも知られている神功皇后ご御神体の 占出山 さんが勝運守りを授与して下さるようです。勉学やビジネスに`勝`を授けて下さる‥
昨日より鉾建てが始まりました。明日は曳き初めです。
今年もウズウズしながら出来上がってゆく鉾を眺めに寄せてもらいました‥
京都ならでは光景ですね。
私も若き頃、1度曳き初めを見せていただいたことがあります。
ひき初めの日は、町内の方々は、この日にむけて準備をなさり、
子ども達は、いつもなら、学校の授業が6時間ですが、この日ばかりは
、2時間で終わり、おうちの方のお手伝いに走って帰っていく姿は、勢いがあり、ひき初めを見ている姿は、とてもほほえましかったです。
「昔から大切にされていたものを、これからも大切にしていく」祖父母から、両親へ、そして子ども達へというまさに伝統文化が引き継がれる香りを肌で感じたものでした。
日本舞踊もお家元から、門下生へ、そして一般の方々へ、日本の伝統を、その香りを届けていただきたいものです。春乃流に期待します。
香具山 さま
有難うございます これからもご後援よろしくお願い申し上げます。