11月13日に行われた秋のおさらい会は、勉強会という形で行われました。
出演者が、踊る前に自分の言葉で曲の解説をしてから踊るというものでした。
私は、「千代の友鶴」という曲の後半部分冬の場面から踊らせて頂きました。
人前で踊る機会がずっとなかったので、少し緊張しましたが、曲に集中して頑張ろうと思い舞台に立ちました。
短い曲の中で大きく失敗したところはなかったものの、思わぬところで稽古通り出来ないところがあったので悔しさが残りました。
それにつけても御家元の「菊の栄」の踊りは、いつもながら素晴らしかったです。
一つひとつの動きが美しくブレがない。
洗練された美しさから醸し出される思いや情景が迫って来ました。
少しでも近づけるよう、心を入れ替えて精進したいと思いました。
今回のおさらい会で改めて思ったことは、見に来て下さる方々がいてくださることの有り難さです。
見に来て下さる方々がいてくださることで励まされ、努力することもできると強く感じました。
来年の記念公演では、これから少しずつ努力し、自分でも納得のいく舞台にできるよう精進したいと思います。
春乃千香
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